本当の価格事例

木材の産直に取り組んで見えてきたこと!

原木

※写真をクリックすると拡大画像がでます。

木材の産直に取り組んで見えてきたこと!

▼詳細
大壁と言って木材が完成後に家の中に現れない家造りが多くなりました。見えなければ、見せないのなら木材の内容をどうのこうの言うよりも、安くて手間もかからずクレームの少ない材料を選ぶことになるのは
当然のことです。
家が完成した後に柱や梁が見えてくる。
例えば一番わかりやすい事例として普通の家の「和室」があります。
普通の家・・・・ならば和室には柱がそして長押があり、壁は塗り壁・床は畳になっているはず。
にもかかわらず、畳があるだけで「和室」壁は塗り壁調のビニールクロス、天井も同じか木目を印刷したもの、柱などは当然ありません。
和室は住宅内部において結構なコストがかかる場所です。
国産材の柱の価格の事例として
四寸角長さ三メートルの柱とした場合、(1本は0.0432立方メートル)
1立方メートルの材積は23.148本の柱となります。
私が始めた産地直送での取引は輸送費は別途として立方メートルあたりの価格を取り決めすることからはじめました。
ただし、長さが4メートルを超える木材とか5寸角以上の太さとか特殊なサイズは別ですが・・・
杉は立方メートル65,000.とすると一本2,800円です。
桧は同じく85,000.とすると3,672円です。
和室などに使われる父子の少ない木材、無節となると一桁以上高くなりますから、コストを考えると使いたくないのです。
和室に使う高級品の秋田杉の天井無垢材は源平と言って赤い部分と白い部分が含まれていると坪5万円赤い部分だけでは6〜7万円・・・
施工の手間は一切見ないで8畳間の天井で24〜30万となります。
さすがにそこまでは・・・・そんな和室がほとんどです。
柱や梁に本物の国産無垢材それも乾燥した材木を使っても、このような特別な役物といわれる材木でなければ、大きな費用とはなりません。
四寸桧の乾燥柱材を100本使っても・・・・367,000.
節を気にしなければ、総桧の家も案外と安いものなのです。
ただ、こうして産直をしてみたものの「意思の疎通」が思うように任せません。
何が問題なのかいろいろありますが、彼らと私の木材の単位が根本的に違っています。
同じ材木を大量に市場で裁くビジネスは「立方メートル」
一方、一軒の家を造るのは「一本」の価格それも使う場所に応じて大変細かな数量を拾い出さなければならないのです。
よく生鮮市場で月に何度か市場を開放して安売りをしています。
マグロなども家庭でその日に使う小分けされた販売ではないため、安いのですが食べ切れません。
そうなると近所の人と協力して買った後必要に応じて分けることになります。この必要に応じて仕分けする作業までも原産地でさせるとなると
彼らには大きな負担になるのです。
しかも、木材の質は産地の判断に任せなければなりません。
それこそ隠れてしまう材木ならばともかく、家の中に見せる柱や梁となると「何でもいい」と言うわけには行かないのです。
何軒か産直で木材の手配をした結果、もう少し工夫が必要だと痛感したのです。
あわせて、その木材しかも特殊なサイズの木材を加工する工場がなかなかありません。
プレカット工場の木材ではなく、外部から持ち込まれた木材の加工のみを受けてくれないのです。
これらの問題を根本的に解決しなければ、国産材それもあえて特殊な材木を加工した家は不可能です。
そこでトライしたのが・・・・次回

住宅原価、適正価格、粉飾見積りなど、住宅価格の謎にせまる健康住宅専門の設計・建築会社

【FAX】049-241-8108 【営業時間】9:00〜19:00 【定休日】火曜、水曜

メールでのお問い合わせはこちらから